熊本地震への薬剤師派遣で発表 日本薬剤師会
今回の熊本地震に際し、日本薬剤師会では被災地の県薬剤師会との連携に基づき、被災地外からの薬剤師派遣の調整を行っており、4月18日、支援薬剤師活動について発表しました。
日本薬剤師会は、4月18日、「平成28年熊本地震への対応~派遣薬剤師の募集」について都道府県薬剤師会会長宛てに通知しました。
今回の熊本地震への対応については、地震発生直後は九州各県から派遣された災害派遣医療チーム(DMAT)が活動を行ってきましたが、4月16日からは、熊本県医師会が派遣した医療チームが日本医師会災害医療チーム(JMAT)として避難所等で活動を始めています。
薬剤師会においても、4月15日以降、地元熊本県薬剤師会をはじめ九州各県薬剤師会が薬剤師を派遣し、避難所での医療支援活動を行ってきました。
九州ブロックを中心とする支援活動は4月20日まで行われる予定ですが、今後、長期的な対応が必要と考えられることから、全国からの薬剤師募集を行うこととしました。
集合場所は熊本県薬剤師会館(熊本市中央区萩原町10-6、電話:096-370-5800)で、派遣先は、現時点では、益城町総合体育館、益城町保健福祉センター、阿蘇空港ホテルエミナース、宇土市役所、その他の避難所(巡回)で、派遣期間は4月20日以降、当面、連休明け(5月10日)までを予定しています。必要人数は、現時点で1日につき15名と考えています。各都道府県薬剤師会は、派遣可能な薬剤師の名簿を日本薬剤師会に提出し、日本薬剤師会が各県薬から提出された名簿をもとに派遣薬剤師の調整を行います。
希望する薬剤師は、所属の都道府県薬剤師会(非会員は住所地又は勤務先のある都道府県)に申し出の上、登録するよう要請しました。
2016/04/18(月) 16:45