化粧品の製品開発で動物実験廃止に向けた取り組みを発表 ロート製薬
ロート製薬は、1月27日、動物実験廃止に向けた取り組みとして、「動物実験と代替法に対する取り組み」を発表しました。
ロート製薬は、化粧品(医薬部外品含む)の製品開発において、動物実験を用いた試験は行いません。
同社は、製品の安全性を考えるうえで、動物実験代替法による評価を積極的に推進しています。
スキンケア製品の評価においては、皮膚刺激性試験の代替法として、三次元皮膚モデルを用いた評価を行い、家兎を用いた試験を実施せずに、刺激レベルを確認しています。
本評価では、炎症性のマーカー等を測定することで、低刺激性製品等を開発してきました。
また、眼刺激性試験に関しても、培養細胞を用いた評価系を導入し、家兎を用いた試験を実施せずに、その刺激性を確認しています。
製品開発の初期段階から本評価法を導入することで、より安全性の高い製品開発につながっています。
ロート製薬は、積極的に動物実験代替法の開発・活用を推進していきます。
2016/02/02(火) 16:02