第一三共が中国雲南省における社会貢献を発表
第一三共は、7月27日、中国・雲南省における社会貢献(母子の健康改善に資する活動)について発表しました。
国際NGOプラン・ジャパンと協働し、中国で発育阻害児童の多い雲南省の農村地区を対象に、母子健康改善に資する保健人材の育成と地域保健教育活動に取り組むこととしたものです。
中国は、地域により母子が利用できる医療サービスに大きな格差があり、特に農村部は小児疾患統合管理に関する保健人材の能力開発や、子どもの疾患への地域住民の対応能力が求められています。
第一三共は、グローバルに事業展開する製薬企業として、これまでインド、カメルーン、タンザニアの医療アクセス改善のための社会貢献活動を実施しており、さらに本活動が、中国雲南省の母子の健康改善に資するとともに、国連ミレニアム開発目標(MDGs)にある「乳幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」にも寄与でき、また、日本政府の国際保健政策にも合致していると考えています。
活動の概要は、目標を「保健システムの改善を通じた少数民族が居住する貧困地域における5歳未満児の健康・栄養状態の改善」とし、雲南省雲南県の6箇所の郷(約6万世帯)を対象に、○小児疾患統合管理研修の実施による地域医療における保健人材の育成、○コミュニティセンターの設置による地域住民の疾患対応能力向上のための関連教育を実施します。
活動期間は5年間で、寄付金額は約7,000万円(5年総額)です。
http://www.daiichisankyo.co.jp/
2015/07/30(木) 14:53