matsuda's blog

男性型脱毛症・男性のQOL疾患に関する意識調査 ファイザーが実施

ファイザーは、625日、「男性型脱毛症及び男性のQOL疾患に関する意識調査」の結果を発表しました。30~60代男性の6割が薄毛を自覚。しかし、薄毛を気にしていても、6割以上が「何もしない」、医療機関の受診は2%足らず、若い人ほど薄毛であることにストレスを感じる傾向、30代では半数以上という状況です。

ファイザーは、日本全国の30代から60代の男性800名を対象に、インターネット調査を実施しました。生命に直接影響はない疾患のうち、生活の質を著しく低下させる疾患のことを"QOL疾患"と呼びます。この度、男性が抱えているQOL疾患の実態を探り、その中でも悩んでいる方の多い"薄毛"に注目し、悩みの程度、実施している対処法とその満足度、医療機関への受診状況などを分析しました。調査期間は2015327~329日です。

今回の調査によって、主に次のことが明らかになりました。

QOL疾患に対する自覚は高いが、対処はなおざり>

QOL疾患に関する状況を「日常的に感じている(自覚している)」割合の上位は"薄毛"(59.8%)、"臭い"(50.6%)、"肌の状態"(45.9%)、"肥満"(45.5%)

・自覚しているQOL疾患について、ほとんどの症状で半数以上が「日常的に気にしている」と回答。「かなり気にしている」割合が多い上位3つは、"肥満"(26.6%)、"性機能"(23.4%)、"薄毛"(22.6%)

・"痛み"を除くすべての症状において、日常的に気にしていながらも、「何もしない」人が6割以上。「医療機関を受診」する人はいずれも1割未満。

<若いほど、"薄毛"に対するストレス高い>

・"薄毛"と「感じている」人は、年代が高くなるほど増加する傾向(3045.0%4053.0%5064.0%6077.0%)だが、「気にする割合」は若い年代ほど高くなる傾向(3086.7%4075.5%5063.3%6059.1%)

・「髪が薄くなってきた」ことで気にすることとして、"外見・見栄え"(66.7%)、"女性の視線"(48.3%)、"服装・ファッション"(44.0%)、"異性(恋人)との交際"(38.1%)が上位を占め、「外見」や「異性」が大きく影響。

・"薄毛"を「自覚している」人の約4割が、薄毛であることにストレスを感じている。30代では半数以上が「ストレスがある」と回答し、40代以上よりもストレスを感じる傾向。

<"薄毛"対処は「特に何もしていない」が4割>

・薄毛を気にしている人の「現在行っている対処法」で最も多い回答が"特に何もしていない"(44.2%)。多くは"育毛剤・育毛トニック"、"育毛シャンプー"などの自己対処であり、医療機関の受診はごくわずか("薄毛専門の病院"0.9%、"病院(皮膚科など)"0.6%)。

・「現在取り組んでいる薄毛対策」に対し、約半数が「あまり満足していない/とても不満である」と回答。しかし、これから取り組みたい対処法として、「特に何もしない」が4割以上。

「これから取り組みたい対処法」として、「病院(皮膚科など)/薄毛専門の病院に相談・治療を受ける」を検討しているは、「現在取り組んでいる対処法」の約10倍に増加。(1.5%から15.2%)

 

http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

2015/07/03(金) 15:31