一般女性を対象とした「過多月経の意識・実態調査」結果を発表 バイエル薬品
バイエル薬品は、2月23日、一般女性を対象とした「過多月経の意識・実態調査」の結果を発表しました。
バイエル薬品は、2014年11月に、18~45歳の月経のある一般女性約4,500名を対象とした過多月経(月経過多)の意識・実態調査(インターネットによるアンケート調査)を実施しました。本調査は、バイエル薬品が婦人科疾患領域における患者さんの生活の質の向上に貢献すべく行っている情報提供活動の一環として実施したものです。
概要は、
・一般女性の約4割に過多月経症状がみられる。症状のある女性では月経のたびに外出や仕事に支障・制限をきたしている。
・多くの女性が過多月経であると自覚するための判断基準を持ち合わせていない。症状がある女性の約7割が、「自分の経血量が多いかわからない」「正常範囲内だと思う」と回答。
・過多月経症状がある女性の婦人科受診率はわずか15%、月経に関する誤った認識や婦人科受診への抵抗感が顕著に現れる。婦人科を受診しない理由について、「病院に行くほどひどくない(62.5%)」「自分の経血量は特に多くないと思う(33.6%)」など回答。
主な調査結果は次の通りです。
○"過多月経"や"過多月経・婦人科疾患と貧血との関係性"についての認知は約3割
○月経時に気にしていることや制限していることは「特にない」と答えた女性はわずか3.3%
○過多月経症状のある女性の約4人に3人が「経血量が多いのかわからない」「正常の範囲内」と回答、過多月経症状を自覚するための判断基準を持ち合わせていない
○過多月経症状のある女性の約半数が「病院に行くことは恥ずかしい」「病気ではない」と回答。約2人に1人が過多月経症状での受診に抵抗感を示す
○過多月経症状のある女性の約8割で、貧血に関連した症状がみられた
○月経に関する情報源は「家族・友人・知人(44.5%)」「テレビ(34.8%)」が主。相談相手も「両親(45.0%)」「友人(40.2%)」が主で、誰かに産婦人科の受診を勧められたことがある女性は少ない
○婦人科を受診しない理由について、「病院に行くほどひどくない(62.5%)」「自分の経血量は特に多くないと思う(33.6%)」「経血量が多いことぐらいで行くべきところではない(26.0%)」と回答
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