平成25年薬事工業生産動態統計年報概要を発表 厚生労働省
厚生労働省は、2月16日、平成25年の薬事工業生産動態統計年報の概要を発表しました。
Ⅰ 医薬品
平成25年における医薬品最終製品の国内での生産金額は6兆8,940億円、外国からの輸入金額は3兆773億円で、合計金額は9兆9,713億円であった。
これに対し、国内への出荷金額は9兆6,897億円、外国への輸出金額は1,297億円であった。
平成25年における医薬品最終製品の生産金額は6兆8,940億円で前年の6兆9,767億円と比較すると、827億円(1,2%)の減少となっている。用途区分別に見ると、医療用医薬品の生産金額は6兆1,940億円で1.1%の減少、その他の医薬品の生産金額は7,000億円で、1.9%の減少となった。また、構成比で見ると、医療用医薬品が全体の89.8%を占め、その他の医薬品は10.2%を占めている。
過去10年の推移をみると、16年は0.8%の減少、17年は4.4%の増加、18年は0.7%の増加、19年は0.2%の増加、20年は2.6%の増加、21年は3.0%の増加、22年は0.6%の減少、23年は3.1%の増加、24年は0.2%の減少、25年は1.2%の減少となった。
医薬品薬効大分類別生産金額は、上位10分離で5兆1,906億円、75.3%を占めている。
Ⅱ 衛生材料
平成25年における衛生材料生産金額は527億円で、前年513億円と比較すると14億円(2.8%)の増加となっている。
Ⅲ 医療機器
平成25年における医療機器の国内での生産金額は1兆9,055億円で、輸入金額は1兆3,008億円であり、合計金額は3兆2,063億円であった。これに対し、国内への出荷金額は2兆6,722億円、外国への輸出金額は5,305億円であった。
平成25年の生産金額は前年と比較して103億円(0.5%)の増加となっている。過去10年の推移をみると、16年は2.4%の増加、17年は2.5%の増加、18年は7.4%の増加と連続してプラス成長となった。19年には0.2%の減少、20年は0.5%の増加、21年は6.9%の減少となったが、22年は8.7%、23年は5.5%、24年は4.8%の増加、25年は0.5%の増加と連続してプラス成長を見せている。
Ⅳ 医薬部外品
平成25年の生産金額は9,253億円であり、前年の8,006億円と比較すると1,247億円(15.6%)の増加となっている。
http://www.mhlw.go.jp/topics/yakuji/2013/nenpo/index.html