matsuda's blog

小野薬品工業が関西財界セミナー賞大賞を受賞

小野薬品工業は、25~6日に開催された第53回関西財界セミナーにおいて、「関西財界セミナー賞2015」の大賞を受賞しました。

関西財界セミナーは、関西の企業経営者が一堂に会し、国、地域、企業経営のあり方を議論する伝統あるセミナーで、1963年から開催されており、2003年からは関西経済連合会と関西経済同友会が主催し、企業経営者のみならず、外国企業、在日公館、大学、自治体など幅広い分野の方々が参加しています。

また、「関西財界セミナー賞」は、「関西において、優れた技術やビジネスモデルを持ち、独自性を活かして関西の活性化に貢献している企業・団体・個人など」を表彰するものです。

小野薬品工業の大賞受賞については、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)を世界で初めて開発・発売に至った点、また、悪性黒色腫以外にも、肺がん、腎細胞がん、胃がんなど、ほかのがん腫への効果が期待されるなど医学の進歩への貢献が評価されました。

オプジーボは、がん細胞を直接攻撃するこれまでのがん治療薬とは異なり、がん細胞が免疫細胞の攻撃から逃れようとする働きを阻害し、人が本来持っている免疫能力を回復させてがん細胞を攻撃するという新しい作用機序の薬剤であり、20149月に世界に先駆けて日本で根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として発売しました。また、肺がん、腎細胞がん、頭頸部がん、胃がん、食道がんなどを対象とした臨床試験を現在実施中です。

 

http://www.ono.co.jp/

2015/02/10(火) 17:27