matsuda's blog

ロキソプロフェン第1類据え置き官報告示 厚生労働省

厚生労働省は、122日、「一般用医薬品の区分リストについて」の一部改正を告示し、医薬食品局安全対策課長名で各都道府県・保健所設置市・特別区の衛生主管部()長宛てに通知しました。

改正は、ロキソプロフェンのリスク区分を第一類医薬品に指定することに伴い、第一類医薬品にロキソプロフェンを追加するものです。

また、フッ化ナトリウム(一般用医薬品)の承認整理に伴い、第三類医薬品からフッ化ナトリウムを削除します。

122日に告示された厚生労働省告示第十一号は、厚生労働大臣が指定する第一類医薬品及び第二類医薬品(平成十九年厚生労働省告示第第六十九号)の一部を改正し、別表第一に、「二十三 ロキソプロフェン」を加えるものです。

ロキソプロフェンについては、昨年8月の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全性対策部会安全対策調査会で指定第2類への移行が了承されましたが、厚生労働省が実施したパブリックコメントでは反対の意見(1類医薬品とすべき)が多数で、昨年11月の医薬品等安全対策部会においても妊婦の服用や長期連用を懸念する意見が相次ぎ、第1類に据え置かれることになりました。

厚生労働省では、今回の改正を反映させた区分リストを作成し、都道府県等に対して関係業者、団体等に対する周知方を要請しています。

 

http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/

2015/01/26(月) 11:45