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26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査実施承認 中医協総会

中央社会保険医療協議会の第289回総会は、114日に開催され、平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成27年度調査)の実施を承認しました。

調査項目は、(1)主治医機能の評価の新設や紹介率・逆紹介率の低い大病院における処方料等の適正化による影響を含む外来医療の機能分化・連携の実施状況調査、(2)在宅療養後方支援病院の新設や機能強化型在宅療養支援診療所等の評価の見直しによる影響、在宅における薬剤や衛生材料等の供給体制の推進等を含む在宅医療の実施状況調査、(3)訪問歯科診療の評価及び実態等に関する調査、(4)廃用症候群に対するリハビリテーションの適正化、リハビリテーションの推進等による影響や維持期リハビリテーションの介護保険への移行の状況を含むリハビリテーションの実施状況調査、(5)胃瘻の造説等の実施状況調査、(6)明細書の無料発行の実施状況調査、(7)後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査で、6月より調査を開始する予定です。

後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査は、平成26年度診療報酬改定で実施された後発医薬品の使用促進策により、保険薬局における一般名処方の記載された処方せんの受付状況、後発医薬品の調剤状況や備蓄状況、保険医療機関における一般名処方の実施状況、後発医薬品の使用状況や医師の処方などがどのように変化したかを調査するとともに、医師、薬剤師及び患者の後発医薬品に対する意識について調査を行うもので、調査客体は保険薬局、保険医療機関及び患者です。

主な調査項目は、

・保険薬局で受け付けた処方せんについて、「一般名処方」の記載された処方せんの受付状況、「後発医薬品への変更不可」欄への処方医の署名の状況

・保険薬局における後発医薬品への変更調剤の状況

・医薬品の備蓄及び廃棄の状況

・後発医薬品についての患者への説明状況

・後発医薬品に変更することによる薬剤料の変化

・保険医療機関(入院・外来)における後発医薬品の使用状況

・後発医薬品の使用に関する医師、薬剤師及び患者の意識

です。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000070869.html

2015/01/15(木) 12:54