平成25年「国民健康・栄養調査」の結果を発表 厚生労働省
厚生労働省は、12月9日、平成25年「国民健康・栄養調査」の結果を公表しました。「主な生活習慣に関する状況は、60歳以上で良好」としています。
「国民健康・栄養調査」は、健康増進法に基づき、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため、毎年実施しています。平成25年は重点項目として、様々な基準の策定に関わる実態を把握しました。
今回は、平成25年国民生活基礎調査(約11,000単位区内の世帯約30万世帯及び世帯員約74万人)において設定された単位区から無作為に抽出した300単位区内の5,204世帯を対象として実施し、有効回答が得られた3,493世帯について集計しました。
【調査結果のポイント】
<主な生活習慣に関する状況>
・食事、身体活動・運動、喫煙、睡眠の状況について、性・年齢階層別に見ると、60歳以上で良好な一方、20歳代及び30歳代では課題が見られた。
<食品群の組合わせの状況>
・3食ともに、穀類、魚介類・肉類・卵・大豆(大豆製品)、野菜を組み合わせて食べている者の割合は、男女ともに年齢が若いほど低い傾向
<身体状況に関する状況>
・肥満者の割合について女性は減少傾向にあり、男性は平成23年以降、増加に歯止め。血圧の平均値は男女ともに低下傾向。
<たばこに関する状況>
・受動喫煙の影響をほぼ毎日受けた者の割合は、平成20年と比べて学校、遊技場を除く全ての場(家庭、職場、飲食店、行政機関、医療機関)で有意に減少
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000067890.html
2014/12/10(水) 11:43