「骨粗鬆症」疾病啓発活動をスタート 日本イーライリリー
日本イーライリリーは、12月1日より、女優の桃井かおりさんを起用した骨粗鬆症疾病啓発のテレビCMを全国で放映開始しました。
骨粗鬆症患者数は1,280万人と推計されていますが、骨粗鬆症の患者さんには骨折リスクがあり、一度骨折すると、次の骨折を引き起こすリスクが高まります。そして、骨折は寝たきりの主な要因の一つにもなります。高齢化社会が急速に進行する日本において、介護や介助を必要としない健康寿命を延伸するために特に注視すべき疾病です。
しかし、患者さんに自覚症状がないことも多く、骨粗鬆症と気づかない場合もあり、日本の骨粗鬆症の推計患者数は1,280万人であるのに対して、実際に治療を受けている患者数は200万人程度にとどまっています。
今回のテレビCMでは、骨粗鬆症が原因の、自覚がない椎体骨折、"いつのまにか骨折"を、一般の方に認識いただき、医療機関の受診や、検査・治療を促すことを目的としています。骨粗鬆症は、女性では誰でもが成り得る疾病であり、寝たきりなどQOLを著しく低下させる危険性があること、そして、「背中が曲がった」、「腰が痛い」といった症状が、実は骨粗鬆症による"いつのまにか骨折"の重要なサインであることをお伝えします。
桃井かおりさんは自分の足で歩み続けている、自立した女性の象徴として、今回の疾患啓発活動への起用に至りました。骨粗鬆症患者には女性が多く、特に60歳以上で骨粗鬆症による骨折リスクが高まるため、日本イーライリリーでは、骨粗鬆症に気付いていない患者さんに、桃井かおりさんから健康的な背中の理想の姿を感じていただき、医療機関の受診や、検査・治療への意識が高まると考えています。
また、ウェブサイトとテレビCM、新聞広告との連携、テレビCM放映に合わせた小冊子の配布など、2015年にかけて様々なツールを連動させることで、骨粗鬆症の疾患啓発に積極的に取り組んでいきます。