「能を通じて見る日本の心」 薬学会近畿支部が1月に新春特別講演会
日本薬学会近畿支部は、平成27年1月9日午後4時から5時50分まで京都市下京区・からすま京都ホテルで新春特別講演会を開催し、観世流能楽師吉浪壽晃氏の「故きを温めて新しきを知る~能を通じて見る日本の心」と題する講演が行われます。
能楽とは能と狂言の総称で、ユネスコの世界無形遺産にも選ばれている日本を代表する伝統芸能です。650年以上もの間、一度も絶えることなく脈々と伝え続けている演劇は世界中でも日本の能楽が唯一であると言っても過言ではないないでしょう。
能は、せりふにあたる「謡(うたい)」と、それに伴う「型(演技)」と「舞」から成る歌舞劇、音楽劇であり、「能面」と呼ばれる独特の面を使う仮面劇でもあります。吉浪氏は「能」の歴史やその演目、仕組みなどを解り易く紐解き、「能」の魅力や本質に迫ります。
演能には心理・生理的機能向上の効果があり、高齢化社会を迎えた我が国の国民健康増進に貢献できると考えられます。能楽と薬学は異なる分野ですが、目指すべきところは、人々の健康や幸せの実現です。能楽活動による健康づくりの実際についても解説します。
参加費は不要で、定員は100名(先着順)。申し込みは往復はがき、FAXのいずれかで、「1月9日聴講希望」と記入し、住所・氏名・電話番号(FAXで申し込む場合はFAX番号も)を明記の上、〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町 京都大学薬学部内 「日本薬学会近畿支部 新春特別講演会係」 E-mail:ykinki@pharm.kyoto-u.ac.jp、TEL&FAX:075-761-7849へ。電話受付は月・水・金曜日の10:00~15:00。申し込み締め切りは1月6日(必着)。折り返し受講票を郵送します。
2014/11/14(金) 12:59