脱法ドラッグ新呼称名選定 危険ドラッグに 厚生労働省
厚生労働省は、7月22日、「脱法ドラッグ」に代わる新呼称名の選定を発表しました。新呼称名は「危険ドラッグ」です。
厚生労働省は、警察庁とともに、いわゆる「脱法ドラッグ」について、これらが危険な薬物であるという内容にふさわしい呼称の意見を募集しましたが、新呼称名を選定したため公表したものです。
意見募集期間は7月5日から18日までで、応募数・応募作品数は電子メールが7,437件、18,733作品、郵送(はがき)が535件、1,154作品、合計7,972件、19,887作品。新呼称名の応募数は102件で、危険ドラッグ、危険薬物など「危険」を冠した呼称名が多かったことや、「危険ドラッグ」、「有害ドラッグ」など語尾に「ドラッグ」を用いた呼称名が多かったことから、双方の組み合わせである「危険ドラッグ」を「脱法ドラッグ」に代わる新呼称名として選定しました。なお、「危険ドラッグ」自体も多くの方の支持を得ていました。
新呼称は、規制の有無を問わず、使用することが危ない物質であると明確に示すものです。なお、「麻薬」、「薬物」は法令用語と重なるため使用を控えました。
その他の応募作品は、準麻薬183件、廃人ドラッグ140件、危険薬物123件、破滅ドラッグ110件、有害ドラッグ95件、違法ドラッグ87件、殺人ドラッグ85件、幻覚ドラッグ85件、錯乱ドラッグ81件などです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000051607.html
2014/07/22(火) 12:16