26年度地域健康増進促進事業採択決定 厚生労働省
厚生労働省は、7月1日、平成26年度「地域健康増進促進事業」採択を決定、発表しました。
平成25年6月に閣議決定された日本再興戦略のアクションプランの1つである戦略市場創造プランにおいては、国民の「健康寿命」の延伸をテーマに、予防・健康管理の推進に関する新たな仕組みづくりのための当面の主要施策として、「自治体や企業による市民や社員の健康づくりに関するモデル的な取組を横展開し、個人や企業の『健康意識』及び「動機付け」の醸成・向上を図る」こととしています。
健康日本21(第二次)の基本的な方向として掲げている生活習慣病の発症予防・重症化予防の徹底に関し、自治体・民間団体などの自由な発想と、地域の特色や特性に沿った、独創性のある事業であり、自治体の管理栄養士、保健師、薬剤師及び関係機関・団体、民間産業等と連携しながら実施する優れた取組を支援し、その取組内容を公表して横展開を図るとともに、健康づくり事業の費用対効果を検証したデータが少ないという課題に対する解決策の一助としながら、健康格差の縮小を目指すことを目的として、本年度から「地域健康増進促進事業」を実施するものです。
今般、当事業に28自治体、14民間団体から事業計画が提出され、評価委員会で審査したところ、4自治体、2民間団体が実施する事業を採択しました。
採択事業は次の通りです。
◇新潟県柏崎市:健康宣言事業「からだ☆リフォーム計画」
◇愛知県蒲郡市:体重測定100日チャレンジ!めざせ1万人!
◇大阪府吹田市:健康管理拠点拡大事業
◇大阪府高槻市:市バスdeスマートウォーク
◇特定非営利活動法人ADMS:足立区若年層DM対策プロジェクト~糖尿病及び予備群早期発見と早期介入
◇(株)JTBコーポレートセールス:宿泊型新保健指導プログラムの開発と効果検証・事業可能性検証事業
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049658.html