matsuda's blog

一般薬のインターネット販売開始で注意喚起 厚労省

厚生労働省は、一般用医薬品のインターネット販売が612日より始まったことから、613日、「信頼できる薬局・薬店の販売サイトからご購入下さい」と注意を喚起しました。

内容は次の通りです。

 

今回のインターネット販売に当たっては、国民の安心、安全を確保するため、

・専門家が購入者の状態に応じた情報提供を行った上で、購入者が理解したことを専門家が確認するなど、専門家が適切に関与する

・薬局・薬店の許可を取得した店舗が販売する。インターネット販売を行う店舗は、名称、所在地、許可番号、店舗の写真などを販売サイトに表示する

・濫用につながる医薬品は、原則11箱に購入を制限するなどのルールが定められています。

また、医療用から一般用に移行して間もない「要指導医薬品」は、店頭で使用者本人に購入していただく必要があります。

これらの販売ルールについては、以下のサイト(1)に掲載しています。

 

インターネット販売を行うとの届出があった薬局・薬店の店舗数は、今年5月末時点で、全国1028店舗です。厚生労働省では、インターネット販売を行う薬局・薬店の「名称」「所在地」「販売サイトのアドレス」を以下のサイト(2)に順次掲載していきます。

さらに、厚生労働省では、自治体と協力して、ルールの徹底を図ります。

今年4月からインターネットパトロール事業を開始しており、未承認薬の広告サイトや、薬局・薬店の許可がない業者の販売サイトを、5月末時点で35件閉鎖しました。昨日は、全国で632店舗の販売サイトを確認し、販売サイトに表示すべき事項が適切に表示されていないなど、ルールに適合していない点が延べ306件見つかり、現在、その改善を指導しています。引き続き、インターネットでの安全かつ適切な販売が確保されるよう、自治体や関係団体と連携して対応してまいります。

 

(1)                  販売ルールに関する情報サイト:http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/131218-1.html

(2)                  インターネット販売の販売サイト:http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/hanbailist/index.html

 

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000048240.html

2014/06/14(土) 15:55