matsuda's blog

中学生の母親対象に医薬品適正使用で調査 くすりの適正使用協議会

くすりの適正使用協議会は、218日、中学生の母親500名を対象とした「医薬品の適正使用に関する意識・知識調査」の結果をメディア勉強会で発表、ホームページで明らかにしました。

くすりの適正使用協議会は、中学校義務教育における「くすり教育」導入から2年が経過するのを前に、中学生の医薬品の使用を取り巻く環境について明らかにすることを目的に、中学生の子供を持つ母親500名を対象とした「医薬品の適正使用に関する意識・知識調査」を実施(平成261月:インターネット調査)しました。

本調査により、中学生の母親の「くすりの適正使用」の実態、医薬品への知識について明らかになりました。概要は以下の通りです。

 

◆親の間違った意識・判断により、中学生が家庭で医薬品を適正に使用できていない

・自分(母親)/父親が病院・調剤薬局でもらった薬を、自分の判断で量を加減して、子どもに飲ませたことがある母親は33.8%

・自分の判断で、子どもが飲む薬の量や回数を増減させたことがある母親は37.6%

・過去に、子どもが病院・調剤薬局でもらった薬の使い残しを、再び似た症状が出た際に飲ませたことがある母親が65.6%(よくある10%、時々ある29.6%、したことがある26%)

◆保護者として、中学生が家庭で医薬品を使用する場に立ち会ったり、飲み方を指導する機会が多いと思われる母親自身の医薬品や「くすりの適正使用」に関する知識が十分ではない

・健康食品やサプリメントは、医薬品でないということを知らない母親は41.6%(わからない30.6%、正しいと思う11%)(質問:健康食品やサプリメントは医薬品に含まれる)

・「ジェネリック医薬品」と「OTC医薬品」は異なる意味であることを知らない母親は85%

・病院・調剤薬局でもらった薬は、症状が良くなっても、自己判断で止めてはいけないことを知らない母親は27.6%

・薬の正しい使い方に関する教育が、中学校の義務教育で行われていることを知らない母親は94%

 

https://www.rad-ar.or.jp/

 

2014/02/20(木) 11:57