厚労省が医師・歯科医師・薬剤師数調査概要を発表
厚生労働省は、12月17日、平成24年医師・歯科医師・薬剤師数調査の概要を発表しました。
本調査は、平成24年12月31日現在における「医師・歯科医師・薬剤師」の全国の届出数685,871人(医師303,268人、歯科医師102,551人、薬剤師280,052人を各々取りまとめたものです。
薬剤師数については、平成24年12月31日現在における全国の届出薬剤師数は280,052人で、男109,264人(総数の39.0%)、女170,788人(同61.0%)となっています。平成24年と比べると3,535人、1.3%増加しています。また、人口10万対薬剤師数は219.6人で、前回に比べ3.7人増加しています。
施設・業務別にみた薬剤師数は、主に従事している業務の種別をみると、「薬局の従事者」は153.012人(総数の54.6%)で、前回に比べ7,409人、5.1%増加し、「病院・診療所の従事者」は52,704人(同18.8%)で、691人、1.3%増加しています。「大学の従事者」は5,249人で、前回に比べ2,289人減少し、「医薬品関係企業の従事者」は45,112人で2,144人減少、「衛生行政機関または保健衛生施設の従事者」は6,443人で140人増加しています。
年齢階級別にみると、「30~39歳」が71,782人(25.6%)と最も多く、次いで、「40~49歳」が66,292人(23.7%)となっています。施設の種別に年齢階級をみると、「薬局」「病院・診療所」「大学」では「30~39歳」、「医薬品企業関係」では「40~49歳」が最も多くなっています。また、施設の種別毎に平均年齢をみると、薬局では45.8歳、病院・診療所では42.4歳、医薬品関係企業はでは45.6歳となっています。
「薬局・医療施設(病院・診療所)に従事する薬剤師数に関しては、薬局(153,012人)、病院・診療所(52,704)人について年次推移をみますと、薬局は増加しており、病院・診療所は平成8年以降横ばい傾向となっています。
薬局・医療施設に従事する薬剤師を性別にみると、男が68,944人で、前回に比べ3,296人、5.0%増加し、女は136,772人で、4,804人、3.6%増加しています。また、男女の構成割合を年齢階級別にみると、すべての年齢階級で女の割合が多く、「50~59歳」では70.6%、「40~49歳」では70.3%となっています。
都道府県(従業地)別にみた人口10万対薬剤師数をみると、全国の薬局・医療施設(病院・診療所)に従事する人口10万対薬剤師数は161.3人で、前回(154.3人)に比べ7.0人増加しています。これを都道府県(従業地)別にみると、徳島県が199.5人と最も多く、次いで東京都198.1人、兵庫県188.1人となっており、沖縄県が125.3人と最も少なく、次いで、青森県126.4人、福井県128.4人となっています、
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