matsuda's blog

スマートフォン用服薬管理アプリを薬剤師などに無償提供 日本BI社

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は、89日より、スマートフォン用服薬管理アプリ「服薬Checker」を、薬剤師などを対象に無償提供を開始しました。iPhone/Android対応です。

これは、患者さんの服薬アドヒアランス向上と薬剤師の服薬管理をサポートするために開発されたスマートフォン用服薬管理アプリケーション「服薬Checker」を、薬剤師をはじめとする医療関係者を対象に無償提供するものです。

本アプリは、患者さんの処方薬の飲み忘れを防止するための支援ツールとして、日本ベーリンガーインゲルハイムが堀美智子先生(医薬情報研究所 株式会社エス・アイ・シー取締役)の監修のもと、「株式会社プラスアール」と共同開発したものです。

薬の飲み忘れには、薬の効果を十分に得られず、病気が重症化してしまったり、合併症を引き起こすなどの可能性があり、可能な限り防ぐ必要がありますが、「服薬Checker」は、薬を処方された患者さんのスマートフォンにアプリをダウンロードし、処方薬を予め登録することで、患者さんに服薬時間をアラームおよび画面上のアイコンで知らせます。

さらに、服薬により「かゆい」「尿が赤くなった」などの副作用が起きた場合に日付、時間を入力できる「症状記録」の機能も備えており、患者さんの副作用シグナルの検出もサポートします。服薬の履歴と身体症状の記録は、「服用チェック」画面で確認できます。日本ベーリンガーインゲルハイムが製造・販売する薬剤については、予め薬剤名や服薬量、服薬時の注意点や患者指導せんが登録されています。

この「服薬Checker」は、「副作用シグナルCHECKER」に引き続き、日本ベーリンガーインゲルハイムが薬剤師をはじめとする医療関係者を対象に無償提供する2つ目のスマートフォン用アプリです。日本ベーリンガーインゲルハイムでは、今後も「BIファーマシストアワード」をはじめとした薬剤師への支援活動を継続していきます。

なお、「服薬Checker」は、ベーリンガーインゲルハイムのウェブサイトにアクセスし、ナビゲート先のApple StoreおよびGoogle Play Storeの該当ページから無償でダウンロードできます。また、同社MRが配布する告知リーフに記載されたQRコードを読み取り、各ストアからダウンロードすることも可能です。

 

http://www.boehringer-ingelheim.jp/

2013/08/19(月) 11:38