医薬部外品及び化粧品の白斑等の副作用に関する自主点検で通知 厚生労働省
厚生労働省は、8月8日、「医薬部外品及び化粧品の白斑等の副作用に関する自主点検」について、各都道府県衛生主管部(局)長宛に通知しました。
通知の要旨は次の通りで、通知の写しは日本化粧品工業連合会など業界団体宛送付しています。
ロドデノールを配合した薬用化粧品(医薬部外品)の使用者において、関連性が否定できない白斑が生じていることから、平成25年7月より、製造販売業者による自主回収が行われています。
医薬部外品又は化粧品による健康被害の情報、例えば、がん、過敏症、皮膚障害等の保健衛生上注意を要する有害な作用が起こること又はその可能性のあることを疑う情報を医療関係者から入手した場合には、「医薬部外品又は化粧品にかかる研究報告について」(平成23年8月24日付け薬食安発0824第1号厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知)により、この事実を示す報告書類を社内においてとりまとめ、当該報告書類を研究報告として、薬事法の規定に基づき期限内に報告するよう求めています。
つきましては、医薬部外品又は化粧品の製造販売業者は、平成25年9月8日までに、白斑に関する情報の有無について自主点検を行い、自主点検の結果、必要に応じて研究報告を行うとともに、必要な安全措置対応を実施するよう、管下の関係業者に対し周知徹底方よろしくお願いします。
また、その他保健衛生上注意を要する有害な作用についても同様に自己点検をお願いします。
2013/08/09(金) 15:02