厚生労働省が健康づくり大キャンペーン
厚生労働省は、8月2日、「健康づくり大キャンペーン」を発表しました。
平成25年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」において、戦略市場創造プランの柱の一つとして、『国民の「健康寿命」の延伸』がテーマとして掲げられています。
国民の健康寿命の延伸を図ることで、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し、結果として社会保障制度を持続可能なものとするためには、特定健診やがん検診等の各種健(検)診制度による生活習慣病等をはじめとした疾病の予防・早期発見を図ること等が重要であり、「日本再興戦略」のロードマップにおいても、「健診受診率の向上」が目標として掲げられています。
また、今年度から開始した健康日本21(第2次)やがん対策推進基本計画等においても受診率に関する具体的な数値目標を定めていることから、その達成を目指し、今年9月の健康増進普及月間に、1.『いきいき健康大使』を任命、2.厚生労働大臣を本部長とし、省内横断的に検討するための『健康づくり推進本部』を設置することなどを号令に、健(検)診受診率の向上等を目的とした「健康づくり大キャンペーン」を開始します。
○ 『いきいき健康大使』の任命
→各界で活躍するタレントが、各種健(検)診制度の枠を超えて各種イベントに参加
○ 『健康増進普及月間(9月)』の取組
→9月、10月に各自治体の創意工夫による各種イベントを実施
10月19日に長野県佐久市×厚生労働省のコラボイベントを実施
○ 『健康づくり推進本部』の設置
→厚生労働大臣を本部長とする省内横断的組織を設置
○ 「政府広報」の実施を検討
○ 「職場の健康診断実施強化月間(9月)における職域での集中的な周知・啓発
○ がん検診推進50%全国大会(10月)の開催
→体験談コンテスト最優秀受賞者の大臣表彰
○『健康寿命を延ばそうアワード』による好事例の大臣表彰
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000014009.html