57%がハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーへの危機意識なし ファイザーがハチ毒アレルギー認識調査
ファイザー株式会社は、ハチに刺されたことのある20歳以上の男女500名を対象に「ハチ刺され予防策」や「ハチ毒アレルギー」に関してインターネット調査を実施、7月19日に結果を発表しました。
調査の結果、ハチ刺され予防策、ハチに遭遇した際の適切な行動、ハチ刺されに対する適切な応急措置に関する認識が十分ではなく、さらには、ハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーについての認識が不十分であり、アナフィラキシーへの危機意識が乏しいことが明らかになりました。毎年20人ほどがハチ毒アレルギーによるアナフィラキシー・ショックで死亡しています。ハチ毒アレルギーによる死亡事故等を防ぐためにも、ハチ刺され予防策およびハチ毒アレルギーについて、更なる啓発の必要性が示唆されました。
結果の概要は次の通りです。
<ハチに遭遇した際の行動/ハチに刺された時の応急措置に関する認知>
■ ハチが向かってきた場合、約4割がハチを刺激する行動をとる可能性あり
■ 効果が無いにもかかわらず約半数が「アンモニア水を塗る」のは適切と回答
<ハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーに関する認知>
■ 57.0%がハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーへの危機意識なし
■ アナフィラキシーの疑いがある危険な症状「痺れ」「むくみ」「蕁麻疹」「腹痛」「下痢」を8割以上が知らず
■ 「ハチ刺され経験者の5人に1人がハチ毒アレルギーによるアナフィラキシー発症リスクを持っている」ことを7割近くが知らず
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html
2013/07/26(金) 13:03