医薬品産業ビジョン2013・医療機器産業ビジョン2013を策定 厚生労働省
厚生労働省は、このほど医薬品・医療機器産業がイノベーションを担う、国際競争力のある産業となることを目指し、中長期的な将来像を示す「医薬品産業ビジョン2013」と「医療機器産業ビジョン2013」を策定し、6月26日に公表しました。
厚生労働省は、日本の創薬環境を整備し、医薬品産業の国際競争力の強化を図ること、優れた医薬品を国民に迅速に提供することを目的として、2007年8月30日に「新医薬品産業ビジョン」(2008年9月9日一部改定)を、また国際的に魅力ある医療機器市場の実現と、医療機器産業の国際競争力を強化する観点から、2008年9月19日に「新医療機器・医療技術産業ビジョン」をそれぞれ策定しました。
その後、国内だけでなく、国外においても新興国の台頭など、医薬品・医療機器産業を取り巻く環境が大きく変化し、国際競争が一層激しくなっています。
厚生労働省では、今回の二つの産業ビジョンの取り組みを通じて、日本を魅力のある創薬の場にすることと、医療の進歩に貢献する医療機器を迅速に医療現場に届けることを目指していきます。
「医薬品産業ビジョン3013」
「創薬環境の国家間競争を勝ち抜くために、次元の違う取組を」
第1章:医薬品産業ビジョン2013策定の目的
第2章:医薬品産業の現状と課題
第3章:医薬品産業の将来像
第4章:医薬品産業政策の方向性
「医療機器産業ビジョン2013」
「次元の違う取組で、優れた医療機器を迅速に世界の人々に届ける」
第1章:ビジョン策定の趣旨・目的
第2章:医療機器産業の現状
第3章:医療機器産業界が抱える課題
第4章:医療機器産業の発展に向けた今後の方向性
第5章:今後の方向性を踏まえた提言
第6章:医療機器産業の発展のための具体策
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shinkou/vision_2013.html