大阪にPMDA-WEST設置 厚労省と大阪府が発表
厚生労働省および大阪府は、6月7日、「PMDA-WESTの設置」について発表しました。
関西の3府県(京都府・大阪府・兵庫県)及び3政令市(京都市・大阪市・神戸市)と関西の産学官が結集して進めている「関西イノベーション国際戦略総合特区」(平成23年12月指定)において、大阪府などが大阪医薬品協会などと連携して、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の西日本の拠点(PMDA-WEST)機能の整備について要望し、国と地方の協議会において提案の実現に向けた協議を行ってきました。
協議の結果、今般、当該提案を実現することとなり、これを具体化する「PMDA-WEST」として、「独立行政法人医薬品医療機器総合機構関西支部(仮称)」を先端的な医療拠点、医薬品・医療機器企業の集積のある関西地区に総合特区推進調整費を活用して早期に設置することとしました。
これにより、バイオ医薬品、医療機器及び再生医療等に係るわが国の技術力を最大限に引き出し、医療関連イノベーションを促進します。
概要は次の通りです。
1.実施業務
(1)薬事戦略相談
(2)GMP実地調査
2.人員体制
・ 十数名程度の耐性を予定
・ 当初は薬事戦略相談に対応する数名で事業開始
3.設置場所
・ 大阪市内(JR大阪駅前「うめきた」ナレッジキャピタル内)にオフィスを設置
・ 「薬事戦略相談センター」(神戸市内のIMDA:国際医療開発センター内)においても出張による薬事戦略相談を実施
4.設置時期
・ 平成25年10月を予定
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=13588
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-13588_4.pdf