ファイザーがアナフィラキシーで一般向け疾患啓発サイト開設
ファイザーは、2月21日より、一般向け疾患啓発サイト「アナフィラキシーってなあにjp」(http://allergy72.jp)を新規開設しました。アナフィラキシーの理解と社会的対応の促進を目指すものです。
アナフィラキシーとは、短時間のうちに起こる重篤なアレルギー反応で、急激に発症する呼吸障害や血圧低下などにより死に至ることもあります。アナフィラキシーを起こす主な原因として食物、蜂毒、薬物などがあります。近年、特に食物アレルギーの子どもが増えている現状では、保育所や学校現場などにおいて、子どもが安全に過ごすためのアナフィラキシーへの対応体制の整備が急がれています。また、アナフィラキシーは予期せず起こるため、万が一の際に、患者さん本人だけではなく社会全体が、正しい知識で対処できる環境を作っていくこともたいへん重要です。
本サイトでは、食物や蜂毒などにアレルギーを持つ方とそのご家族にとどまらず、保育士・教職員の方々をはじめ、広く一般の皆様に役立つ情報を届けていきたいと考えています。
これまで、食物アレルギーの治療においては、アレルギーを引き起こす食物(アレルゲン)を摂取しないこと、つまり予防が一般的でしたが、経口免疫療法と言われる新しい治療も一部の専門施設で研究的に実施されています。「アナフィラキシーってなあにjp」では、こうした最新の治療法はもちろん、アレルギーとは何かに始まり、下記の6つのコンテンツを柱に専門的な情報を分かりやすく解説します。
・ よくわかる アレルギーとアナフィラキシー
・ 日頃からしっかり対策 食物アレルギー
・ 子どもの食物アレルギー ママ&パパ応援コーナー
・ もしもにそなえておきたい 蜂毒アレルギー(3月以降の公開を予定)
・ アレルギーに関するイベント情報
・ 病医院探索
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html