matsuda's blog

がんを語りあう広場・公募助成プログラム助成対象を決定 ノバルティスファーマ

ノバルティスファーマは、「がんを語りあう広場・公募助成プログラム」の初年度助成対象を決定、21日に発表しました。

ノバルティスファーマは、このほど、がんの社会的課題解決に取り組む活動を支援する「がんを語りあう広場・公募助成プログラム」の初年度助成対象として7件を決定しました。

同プログラムは、ノバルティスファーマが昨年8月に開始した「がんを語りあう広場」プロジェクトの一環として、「がんを語り合う機会をつくり、誰もが自分らしく生きることができる社会の実現」に向けて、患者さんの生活や就労、心理、コミュニケーションなどの課題解決への取り組みを行う団体に資金を提供し、その活動を支援するものです。

1回となる今回は、20129月から11月までの募集期間中に14件の応募があり、選考に当たっては、有識者による審査委員会において「助成の趣旨との整合性」「問題意識と目的」「独自性・特色・社会的意義」「社会へのインパクト」「助成金の使途明細」等の観点から適正な審査を行った結果、がん患者さんの生活、就労、心理、対話などの課題に取り組む7つの案件が選定されました。初年度の助成金総額は884万円となります。

選定された7件は次の通りです。

①埼玉県で初めての「がんの闘病記図書室」:の設置を目指す取り組み:市民の医療ネットワークさいたま(埼玉県さいたま市)

②「カフェ・フェリシダージ(しあわせ)~音楽に包まれ、心をほぐし、ゆったり語り合う~患者同士が安心して素直に語れる場所づくり:カフェ・フェリシダージ実行委員会(東京都西東京市)

③がん患者・がんのピアサポーター・医療従事者が互いの立場を超え、がんの悩みを語り合い学び合い信頼を築き、よりよいがん治療と安心の相談支援体制の構築に向けて協働するためのセミナーの実施:特定非営利活動法人ミーネット(愛知県名古屋市)

15歳以上の小児がん経験者の生活、就労、心理、コミュニケーションをサポートするための環境づくり:特定非営利活動人チャイルド・ケモ・ハウス(大阪府茨木市)

⑤地域資源の横断的活用による、がんについての対話の促進:人と町を活性・皆善する会(大阪府河内長野市)

⑥乳がん患者とその家族が、各分野の専門家と共にピアサポートするプログラムの実施:ピアサポートチーム「ピンク・フレンド」(鹿児島県指宿市)

⑦がんを患った看護師同士の交流およびがん医療への還元を考える学習の場として:サバイバーナースの会「ぴあナース」(沖縄県那覇市)

 

http://www.novartis.co.jp/

2013/02/08(金) 12:34