医薬品データシートデータベース運用停止 日本薬剤師会
日本薬剤師会は、1月7日、「医薬品データシートデータベース」の運用停止について発表しました。
日本薬剤師会では、平成18年4月の診療報酬改定を契機とした国の後発医薬品の使用促進策に鑑み、先発医薬品と後発医薬品のデータをコンパクトにまとめたデータベースとして、同年12月より「医薬品データシートデータベース」を公開し、会員への情報提供を行ってきました。
一方、今日では、事業を開始した当初と比べ、状況は大きく変化しました。
平成18年当時は、前記情報の入手に多大な労力を必要としていましたが、近年では、各製薬企業の情報提供体制の充実に加え、日本ジェネリック製薬協会が運用するデータベースの構築、独立行政法人医薬品医療機器総合機構によるインタビューフォームの提供等により、情報の入手に関する環境は大きく進歩しました。
これらを勘案し、日本薬剤師会では「医薬品データシートデータベース」が所期の目的を達したと判断し、平成25年3月末をもって運用停止することとしました。
2013/01/09(水) 12:05