第一三共が認知症啓発活動実施
第一三共は、12月20日、「認知症の疾患啓発活動実施」に関して発表しました。
これは、12月25日から、認知症に関する疾患啓発活動を、テレビコマーシャル、新聞広告などを通じて実施するというものです。
認知症は、誰もがなる可能性のある病気です。高齢化が進む日本では、いまや65歳以上の4人に1人が認知症になっていると言われます。そのような方々に治療の選択肢が広がっていることを知っていただき、現在治療中の方でも、医師にご家庭での様子を相談することの大切さを伝えます。そのためにご活用いただけるツールとして、受診時の相談をわかりやすく記入できるよう工夫した「相談ノート」を作成し、認知症と診断された方にお配りします。認知症の進行を少しでもゆるやかにし、ご本人らしい生活を長く続けていただくことを目指して、疾患啓発活動を開始することとしました。
【テレビコマーシャル(CM)について】
本年3月中旬に開始した認知症の疾患啓発活動TVCMに引き続き、認知症のおばあちゃん役に女優・樹木希林さんを迎え、診察室で相談ノートを活用しながら普段の家庭での様子を家族から先生に相談している姿を、笑顔を交えて朗らかに描いています。診察ではわからないご家庭でのご本人の変化や気づいたことをご家族から先生に伝えることが大切です。そんなメッセージを込めて、今回のCM「相談ノート」篇を作りました。
【ウェブサイトについて】
アルツハイマー型認知症の症状や治療、介護のサポートや相談窓口など、認知症に関するさまざまな情報を紹介し、理解を深めていただくサイト「いっしょがいいね.com」のリニューアルをしています。アドレス:http://www.isshogaiine.com
http://www.daiichisankyo.co.jp/
2012/12/26(水) 14:58