matsuda's blog

乳がん啓発促進にしこり体験が役立つ可能性を示唆 アストラゼネカ

アストラゼネカは、1220日、乳がん啓発促進に「しこり」体験が役立つ可能性が示唆されたことを発表しました。

アストラゼネカは、女性を対象に実施したアンケートの結果、日本人のがん罹患率については回答者の半数以上が認知していた一方、早期に乳がんが発見された場合の生存率については半数以上が知らないことが示されました。

また、"乳房腫瘍触診用"に開発された「乳がん触診モデル」に埋め込まれたしこりを指で触れる「しこりタッチ」が役に立ったと95.7%の方が回答。生存率についての情報発信や、「しこりタッチ」のような体験が、乳がんの啓発や検診受診促進の一助になる可能性が示唆されました。

アンケートは、アストラゼネカが1013日、14日にJR大阪駅旧砂時計広場で開催した乳がん啓発イベントブースを訪れた女性のうち、20代以降の女性537名の回答を集計したもので、次の知見が得られました。

 

     日本人のがん罹患率についての認知率は49%だった。

     早期に乳がんが発見された場合の10年生存率が約80%であることの認知率は31%であった。

     乳がん検診を過去に受けたことがある、あるいは定期的に受けている人の割合は60%、定期的に乳がん検診を受けている人の割合は26%で、平成22(2010)度全国平均24.3%(40歳以上)よりも高かった。

     イベントで提供した啓発ツールの中で、来場者に役立ったものを聞いたところ、乳房モデルに埋め込まれたしこりを指で触れる「しこりタッチ」が最も多かった。

 

http://www.astrazeneca.co.jp/

2012/12/21(金) 15:13