matsuda's blog

疾患啓発サイトやYouTubeで患者の実体験を紹介する動画公開 日本イーライリリー

日本イーライリリーは、多くの高齢者が「歳のせい」と放置していた腰痛には骨折の危険性があることを、患者さんの声を通じてお伝えする動画「腰痛と骨折の危険な関係」を制作しました。骨粗鬆症による骨折の危険性を、「自分自身のこと」、または「自分の家族のこと」と捉えていただくこと目的としており、動画は、同社骨粗鬆症啓発サイト「イタみる」(http://itamiru.jp)にて1213日から公開しました。また、併せてYouTubeにも動画を公開し、腰痛と骨粗鬆症による骨折の関係を広く啓発しています。動画再生時間は1128秒、出演は鳥取大学医学部保健学科教授萩野浩先生、澤田病院副院長金谷幸一先生です。

 

腰痛は、多くの高齢者が訴える症状の一つですが、その原因に骨粗鬆症による「骨折」が関わっている可能性はあまり知られていません。特に、背中や腰の部分を骨折(椎体骨折)した場合、患者さん自身が「転倒」などの明らかなきっかけ以外に、「重い荷物を持った」「布団を押入れに入れた」「農作業をした」などの日常の動作から骨折を起こしていることも多いのです。そのような場合、たとえ痛みを感じても、「歳だから」とあきらめている場合が多く、腰痛と骨折の結びつきが見過ごされている可能性があります。

 

今回制作した動画には、二人の患者さんが登場します。一人は、ご主人が椎体骨折で通院されている一方、ご自分も背中の痛みや日常生活の不自由を感じつつ、「歳だから仕方ない」と考えておられた80代の女性。検査の結果、骨折が見つかりました。もう一人は、一度しりもちをついて激痛を感じたものの、最初の病院では骨折と診断されず、続いて起こった二度目の骨折のため救急車で搬送され、手術、要介護となった70代の男性。それぞれ主治医の解説を交えながら、腰痛と骨粗鬆症による骨折の関係を伝えています。

 

なお、本動画は、同社提供番組「知らないとこんなに怖い 徹底追跡!骨粗しょう症がわかる テレビ」BS-TBS1215日午前11時放送予定)のダイジェストです。本編では、「自分は食事も運動も気をつけているし大丈夫」と思っていた60代の女性が骨量減少と診断された例や、一度骨折を起こしたものの継続的に真摯に治療に取り組んできたことで、今も自立した生活をしている70代の女性の様子も取材しています。

 

日本イーライリリーは、高齢者の強い腰痛は、骨折の可能性があり、それを放置することで、日常生活への制限や要介護状態を招く危険性を、ご本人だけでなくご家族にも知っていただき、早い段階で適切な医療機関で診断・治療を受けることの重要性を啓発していきます。:

 

https://www.lilly.co.jp/

2012/12/14(金) 16:49