ブリストル・マイヤーズが頭頸部癌治療のための医療従事者向け情報サイト開設
ブリストル・マイヤーズは、12月3日、医療従事者を対象とした頭頸部癌治療の情報サイト「頭頸部癌info」(http://www.bms.co.jp/tokeibu/)をオープン、7日に発表しました。
「頭頸部癌info」は、頭頸部癌に関する基本知識から化学療法を中心とした様々な治療方法までを、本サイトを通じて医師を中心とした医療従事者に提供するとともに、タキソール、パラプラチン、ブリプラチンに関する適正情報も提供していきます。
本サイトでは、頭頸部癌治療を実践する上で基本となる集学的治療にもスポットを当て、化学療法のみならず、外科療法、放射線療法を組み合わせて行うチーム医療に携わる各種専門家のための最新情報も網羅していきます。
ブリストル・マイヤーズは、「頭頸部癌info」を通じて各々の医療従事者が知識を共有し、最良の治療に向けてより良い患者支援、患者満足度の向上を目指し、患者と医療従事者が良好な関係を築き、同じ目線を持って治療に望むことができるように取り組んでいきます。
頭頸部癌:顔面頭蓋および頸部臓器に発生する癌の総称であり、口唇および口腔、鼻腔および副鼻腔、上咽頭、中咽頭、下咽頭、喉頭、唾液腺に分類されています。胃癌、大腸癌、肺癌などに比べ、その発生頻度は低く、全癌の約5%ですが、頭頸部には咀嚼、嚥下、発声、呼吸など、生活機能に重要な役割を果たす臓器が多く含まれていることから、これらが障害されると患者さんのQOLに深刻な影響を及ぼすことになります。したがって、頭頸部癌の治療では、癌の根治と機能温存を両立させることが重要課題となります。
2012/12/08(土) 16:09