中外製薬子会社が藤枝市と災害時の一時避難・災害普及活動への協力で協定
中外製薬の100%子会社である中外製薬工業は、地震等をはじめとする大規模な自然災害およびそれに準ずる緊急事態が発生した場合の協力措置について、静岡県藤枝市と「災害時における一時避難・災害復旧活動への協力に関する協定」を締結することとし、11月28日に発表しました。
中外製薬工業藤枝工場は、1971年の設立以来、地域の方々と連携を保ちながら事業活動を続けてきました。今般、地域の安全確保に向け積極的な役割を果たすため、藤枝市の防災対策に協力することとしたものです。
協定の主な内容としては、藤枝市からの協力要請があった場合、中外製薬工業は藤枝工場の固形剤棟2階の一部を、藤枝市または同市の近隣地区住民の方の一時的な避難場所として提供するとともに、一時避難された住民の方100名が1泊避難するために必要とする食料、水および生活用品を、無償で提供することが約束されています。また、藤枝工場のグラウンドなどの空きスペースを、災害復旧活動の用地等として提供することも盛り込まれています。
中外製薬グループは、生命関連企業の責務として、大規模震災の発生時においても医薬品の安定供給に努めるとともに、地域との協調を社会貢献の一環として積極的に取り組んでいます。今回の協定が藤枝市や工場周辺にお住まいの方々の防災のお役に立てることを願うとともに、引き続き地域の方々に貢献できるよう取り組んでいきます。
http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/index.html
2012/11/30(金) 15:41