主な施設基準の届出状況等報告 中医協総会
中央社会保険医療協議会の第233回総会は、11月14日に開催され、主な施設基準の届出状況等が報告されました。
診療報酬を算定するに当たり、施設基準の届出等が必要となる主なものについて、各年7月1日現在における届出状況を取りまとめたものです。現時点の集計値であり、今後修正の可能性があります。
資料は、1.初診料関係、2.入院料等関係-(1)入院基本料、(2)入院基本料等加算、(3)特定入院料、3.短期滞在手術基本料、4.医学管理等、5.在宅医療、6.検査、7.画像診断、8.注射、9.リハビリテーション、10.精神科専門療法、11.処置、12.手術、13.麻酔、14.放射線治療、15.テレパソロジーによる術中迅速病理組織標本作製料、16.歯科、17.調剤、18.その他に分類され、平成21年、22年、23年の届出医療機関数がまとめられています。
「調剤」は、「基準調剤加算」と「後発医薬品調剤体制加算」で次の通りです。
「基準調剤加算」:施設基準の概要は
・ 患者ごとに、適切な薬学的管理を行い、かつ、服薬指導を行っている
・ 患者の求めに応じて、投薬に係る薬剤に関する主な情報を提供している
・ 開局時間以外の時間において調剤を行うにつき必要な体制が整備されている 等
・ 医薬品備蓄数、処方せん受付回数等に応じて1及び2に区分
基準調剤加算1=平成21年19,600、平成22年20,953、平成23年21,858
基準調剤加算2=平成21年4,984、平成22年5,781、平成23年6,137
「後発医薬品調剤体制加算」:施設基準の概要は
・ 使用薬剤の薬価(薬価基準)別表に規定する規格単位ごとに数えた数量に占める後発医薬品の規格単位数量の割合に応じて1~3に区分
・ 後発医薬品の調剤を積極的に行っている旨、後発医薬品調剤体制加算を算定している旨を当該保険薬局の見えやすい場所に掲示 等
平成21年37,520、平成22年23,864、平成23年27,942
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002nn9e.html