matsuda's blog

アルツハイマー病の新診断基準と早期診断 日本薬学会近畿支部が大阪で市民公開講座

日本薬学会近畿支部は、平成25126日午後130~330分に、大阪市中央区の薬業年金会館(大阪市営地下鉄谷町線「谷町六丁目」駅下車)で市民公開講座「アルツハイマー病の新診断基準と早期診断」を開催します。

アルツハイマー病に対する薬剤として、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンが広く使用されていますが、これらの薬剤を使用していても認知機能低下は進行します。アルツハイマー病の病理過程を修飾し認知機能低下を抑制する薬剤(病理修飾剤)の開発が続けられていますが、γセレクターゼ修飾薬、γセレクターゼ阻害薬、アミロイド抗体治療薬の臨床治験は、いずれも思わしい結果となりませんでした。このような状況を打開するために、症状が発現する以前の診断基準が提案され、早期診断のためのバイオマーカーの開発が急がれています。

今回の市民公開講座では、大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座武田雅俊教授が「アルツハイマー病の新診断基準と早期診断」と題して講演します。

定員150(先着順)で参加費は不要。申し込みは、往復葉書、FAXE-mailのいずれかで、住所・氏名・電話番号を明記の上、下記宛てに。折り返し受講票が送られます。申込締切は123日です。

申込先:〒606-8501

京都市左京区吉田下阿達町 京都大学薬学部内

「日本薬学会近畿支部 市民公開講座係」

E-mailykinki@pharm.kyoto-u.ac.jp

TEL&FAX0757617849(電話受付:火・木・金曜日10:00~15:00)

2012/11/07(水) 12:27