matsuda's blog

啓発の必要性浮き彫りに ファイザーが小学生の母親を対象に食物アレルギー認識調査

ファイザーは、1031日、《小学生の母親を対象とした「食物アレルギー」認識調査》の結果を発表。重篤なアレルギー反応を起こす可能性があるにもかかわらず、「食物アレルギー」を持つ子供の母親の87.8%が「アナフィラキシーショック」を起こす可能性が高いと認識していないことを明らかにしました。

ファイザーは、「食物アレルギー」や「アナフィラキシー」に対する小学生の母親の認識を明らかにするため、食物アレルギーを持つ子供の母親824名と、食物アレルギーのない子供の母親824名、計1,648名の母親を対象に食物アレルギーに関する認識についてインターネット調査を行いました。(「アナフィラキシー」とは、短時間のうちに複数の臓器や全身に現われる重篤なアレルギー反応で、なかでも命に関わる危険な状態を「アナフィラキシーショック」といいます。)

調査の結果、重篤なアレルギー反応である「アナフィラキシー」を起こす可能性があるにもかかわらず、

「アナフィラキシー」発現リスクについて

       食物アレルギーを持つ子供の母親の87.6%が、「アナフィラキシーショック」を起こす可能性が高いと思っていない

       複数の臓器でアレルギー症状が現われていても、46.8%の母親が「アナフィラキシー」の発現を疑わなかった

       食物アレルギーの対応として、44.4%が「特に何もしていない」

       食物アレルギーを持つ子供の母親でも、71.4%がアナフィラキシーを起こした際の補助治療剤であるアドレナリン自己注射を「知らない」

など、「アナフィラキシー」への備えや認識が浸透していないことが明らかになりました。

また、食物アレルギーを持つ子供の母親が、

「食物アレルギー」について知ってもらいたいこと、として

       最も多かったのは「好き嫌いとは違う」71.8%

       3人に1人の29.8%が、友達の家に遊びに行く時に食事に関して不安を持っている

一方、食物アレルギーのない子供の母親が、

子供の友達に食べ物を提供する際に、

       「食物アレルギーの有無」を確認している割合は35.9%にとどまり、

これらの結果から、食物アレルギーについての周囲への啓発の必要性が示唆されました。

 

http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

2012/11/02(金) 17:02