ポリオ予防接種率 厚生労働省が調査結果を発表
厚生労働省は、11月1日、「平成24年春 急性灰白髄炎(ポリオ)予防接種率の調査結果まとめ」を発表しました。市町村が実施する急性灰白髄炎(ポリオ)の予防接種について、平成24年春シーズン(4月~8月)の実施状況を取りまとめ、公表したものです。
有効回答市町村数は1,732市町村で、接種は、対象者105.4万人中70.8万人、接種率は67.2%です。
ポリオ生ワクチンの平成21~23年度の接種率は、平成21年度が春シーズン94.1%、秋シーズン(9月~12月)83.4%、22年度が春シーズン99.4%、秋シーズン90.8%、23年度が春シーズン83.5%、秋シーズン75.6%となっています。
24年度の都道府県別接種率と有効回答市町村数は、上位が宮崎県106.0%(26市町村)、宮城県97.1%(35市町村)、三重県96.9%(29市町村)、長野県94.9%(77市町村)、広島県87.4%(17市町村)、新潟県87.3%(30市町村)、静岡県86.2%(35市町村)、石川県86.1%(19市町村)、大分県86.0%(18市町村)、佐賀県85.8%(20市町村)です。
下位は千葉県48.7%(54市町村)、神奈川県51.4%(33市町村)、東京都52.8%(62市町村)、埼玉県53.9%(63市町村)、大阪府54.4%(43市町村)、徳島県54.8%(24市町村)、栃木県54.9%(26市町村)、奈良県58.2%(39市町村)、島根県58.8%(19市町村)、山梨県59.8%(27市町村)となっています。
なお、平成24年11月1日より4種混合ワクチンが導入されます。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/
2012/11/02(金) 15:02