「データで見るジェネリック」に2012年7月度調査結果を追加 沢井製薬
沢井製薬は、10月1日、ホームページの「データで見るジェネリック」に2012年7月度調査の結果を追加しました。
過去3ヵ月以内に医薬品を処方・調剤された患者さん400名、および全国の医師・薬剤師それぞれ300名への、ジェネリック医薬品に対する意識調査を行いました。今回は、2012年4月の制度改正(診療報酬改定)の前後で、ジェネリック医薬品を取り巻く環境にどのような変化が起こったかを調べるため、随時実施しました。(2012年7月13日~17日)
○ 8.1%の患者さんが制度改正後にジェネリック医薬品を初体験!
制度改正のあった「2012年4月以降にジェネリック医薬品を初めて使用・服用」した患者さんは8.1%、これまでに服用したことがある患者さんは合計42.0%となりました。
2012年4月以降のジェネリック医薬品の使用・服用経験の有無(患者さん対象、N=394)
4月以降に初めてジェネリック医薬品を使用・服用した:8.1%
4月より前からジェネリック医薬品を使用・服用していた:34.8%
ジェネリック医薬品を使用・服用したことはない:43.1%
わからない:14.0%
○ 制度改正後、患者さんが薬剤師からジェネリック医薬品に関する説明を受ける機会が増加
2012年4月以降に、薬剤師からジェネリック医薬品について「説明される機会が増えた」患者さんは14.0%にのぼり、「以前と変わらず説明されている」患者さんも含めると、36.1%がジェネリック医薬品に関する説明を薬剤師から受けていることになります。
2012年4月以降、薬剤師からのジェネリック医薬品の説明機会の増減(患者さん対象、N=394)
説明される機会が増えた:14%
以前と変わらず説明されている:22.1%
説明される機会が減った:2.8%
以前と変わらず説明されていない:49.0%
わからない:12.2%
また、患者さんがジェネリック医薬品のことを見聞きした先で、「テレビ番組・CM」が変わらず多いものの、「薬剤師」経由が2011年11月(28.6%)と比べ、10ポイント以上増加の39.1%と高くなっていることから、4月以降に薬剤師が積極的にジェネリック医薬品のことを説明していることがうかがえます。
ジェネリック医薬品を見聞きした先(患者さん対象、N=2012年7月-394、2011年11月-395、カッコ内が2011年11月分)
テレビ番組:60.9%(51.4%)、テレビCM:50.8%(46.6%)、病院・薬局のポスター:49.0%(48.1%)、薬剤師から:39.1%(28.6%)、新聞記事:29.4%(29.6%)、医師から:19.3%(16.5%)