富山県が「薬剤師のお仕事体験学習」を開催
富山県は、7月26日、「薬剤師のお仕事体験学習」の開催について発表しました。
富山県の医薬品産業や医療を支える将来の薬剤師を確保するため、自らの進路を検討する時期にある中学生、高校生を対象に、「薬剤師のお仕事体験学習」を開催します。本事業は、本年度の新規事業「薬剤業務体験学習事業」の一環として実施するものです。
「薬剤業務体験学習事業」(予算1,000千円)は、進路を真剣に検討する時期にある中学・高校生に対して、学習の段階に併せて「薬剤師のお仕事」体験学習を実施し、衛生教育を補完するとともに、医薬品や薬の専門家としての薬剤師の仕事への興味と理解を深めることにより、医療の担い手として、また「くすりの富山」を支える重要な職業としての薬剤師の人材確保の裾野を広げることを目的とするものです。
実施内容は、
①講義+実習(600千円)
全5回程度、夏季休暇等に薬事研究所、病院、薬局などで実施
・ 対象は中学2・3年生、高校1・2年生(合計50名程度)
・ 実習内容は薬学研究体験(錠剤作製、生物試験)、調剤薬局・病院薬剤部の調剤体験な ど
②「薬剤師のお仕事」リーフレットの作成・配布(400千円)
・ 作成部数:4万部
・ 配布対象:中学2年生および高校生の予定
なお、本年は、次の日程で実施されます。
○ 高校1・2年生を対象
7月31日(富山県薬事研究所):製薬・研究体験(製剤実習、分析実習、生物実習)(参加者18名)
8月2日及び8月21日・8月28日(富山大学附属病院薬剤部及び富山県立中央病院薬剤部):病院内での薬剤師の仕事体験・見学(調剤・病棟活動など)(参加者18名)
○ 中学2・3年生を対象
8月7日(富山県薬事研究所):製薬・研究体験(製剤実習、分析実習、生物実習)(参加者17名)
8月9日(西野薬局アピタ店・富山市、西尾薬局婦中店・富山市、チューリップいわせの薬局・高岡市、あい丸の内薬局・高岡市):薬局における調剤実習(参加者9名)