matsuda's blog

JAXA等と連携し災害時の情報共有デモンストレーション 日本医師会の災害対策

日本医師会は、75日、「日本医師会の災害対策2012'~都道府県医師会救急災害医療担当理事連絡協議会~」について発表しました。

72613~16時に日医会館で開催するもので、1.災害時の非常時通信デモンストレーション、2.災害医療に関する講義、3.JMAT活動報告、4.全体協議が行われますが、災害時の非常時通信デモンストレーションでは、JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)との連携、クラウド・コンピューティングによる情報共有が行われる予定です。

デモンストレーションは次の通りです。

テーマ:災害時の情報共有(被災地と全国)

シナリオ1

     札幌市に災害が発生し、情報通信、インターネットが途絶したと想定。

     JAXAの衛星「きずな」により、北海道医師会、埼玉県医師会、日本医師会がTV会議。JMATの派遣を決定。

シナリオ2

     東京で大震災が発生し、日医会館も被災し、機能が停止したと想定。

     北海道医師会、埼玉県医師会、日本医師会がTV会議。

     三者間の協定に基づき、日医の情報連絡窓口・機能を北海道医師会、埼玉県医師会に移管。

     JAXAとの連携

     研究開発衛星「きずな」(超高速インターネット衛星)を利用

     日医会館、北海道医師会、埼玉県医師会に専用アンテナを設置

     災害時を想定したTV会議、被災地の情報共有などのデモンストレーションを実施

     クラウド・コンピューティングによる情報共有

     東日本大震災時、福島県新地町にて、福岡県医師会JMATがクラウドによる派遣元と被災地との情報共有を実施

     連絡協議会でも、クラウド・コンピューティングを利用して、被災地の情報を共有するデモンストレーションを実施

     手段は、JAXAの「きずな」によるインターネットを利用

 

http://www.med.or.jp/

2012/07/10(火) 14:44