6年制薬剤師誕生キャンペーン市民シンポジウム開催
本年4月、6年制教育課程を卒業した最初の薬剤師が社会に輩出されましたが、これを機に、薬学教育協議会、全国薬科大学長・薬学部長会議、国公立大学薬学部長(科長・学長)会議、日本私立薬科大学協会、日本薬学会、日本薬剤師会の6団体は、薬学生の実務実習や医療現場における薬剤師職能に対して、さらに国民からの理解を得ることが重要であると考え、国民及び医療関係者を対象とした「6年制薬剤師誕生キャンペーン」を実施することとしました。その一環として、8月5日に市民シンポジウムを開催します。
~6年制薬剤師誕生キャンペーン~
市民シンポジウム開催のご案内
本年4月、6年制教育課程を卒業した最初の薬剤師が社会に輩出されました。このことは、直接の教育の場である大学薬学部・薬科大学をはじめ、薬学教育モデル・コアカリキュラムの策定や薬学生の実務実習の要件となる薬学共用試験(CBT、OSCE)の構築に取り組んできた薬学関係団体、さらには医療現場での実務実習をサポートしてきた薬剤師関係団体にとって、まさに歴史的な出来事といえます。
そこで、これを機に、薬学生の実務実習や医療現場における薬剤師職能に対して、今後さらに国民からの理解を得ることが重要であると考え、関係6団体の共催により、国民及び医療関係者を対象とした「6年制薬剤師誕生キャンペーン」を実施することとしました。
本キャンペーンでは、8月5日、東京にて、薬剤師の社会的なニーズや今後期待される医療現場での役割等を念頭に市民シンポジウムを開催し、大学教員や医療現場で活躍している薬剤師らが期待される薬剤師像について語り合います。また、その模様を収めたDVDを全国の大学薬学部・薬科大学におけるオープン・キャンパス等で見学者に視聴いただくこと等も予定しています。
名称:6年制薬剤師誕生キャンペーン 市民シンポジウム
「命と暮らしを支える~医療と地域をつなぐ これからの薬剤師像~」
日時:8月5日 開場午後1時、開演1時30分、終演4時
会場:イイノホール(東京都千代田区内幸町2丁目1番1号)
定員:500名
出演者:中村明弘昭和大学薬学部薬物療法学講座薬剤学部門教授、笠貫宏東京女子医科大学名誉教授、松井礼子国立がん研究センター東病院薬剤部調剤主任、安部好弘日本薬剤師会常務理事、山口育子NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長
コーディネーター:町永俊雄元NHK福祉ネットワークキャスター
入場は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
問い合わせ・申し込みは、〒150-0047 東京都渋谷区神山町4-14 第三共同ビル NHKエンタープライズ「薬剤師市民シンポジウム」係 (TEL03-3460-2021、FAX03-3481-2088)まで。
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