ノバルティスファーマががん薬物療法を始める患者サポート冊子
ノバルティスファーマは、がんと診断され、薬物療法を始める患者さん向けの小冊子「がんの薬を始めるとき~薬物療法の大切なこと~」を制作しました。この冊子は、患者さんの不安をやわらげ、希望とともに前向きに治療を継続していただくことを目的としたもので、同社の「がん領域への取り組み」のホームページ(http://www.novartisoncology.jp/)からダウンロードできます。
初めてがんと診断された患者さんは、戸惑いや不安の中で考え、決断しなければならない場面も多く、また様々な情報に接して頭の中がいっぱいになってしまうことがあります。この小冊子では、そのような状況においても読んでいただけるように、薬による治療を受ける上で大切な情報として、薬物療法とはどういうものか、副作用とは何か、飲み忘れたらどうすればよいか、といった基本的な心構えや、治療を受ける中で不安になった時の心のケアなどについて、分かりやすい言葉とやわらかい雰囲気の写真で伝えています。
制作に当たっては、東京医科歯科大学大学院診療・緩和医療学分野松島英介准教授と、虎の門病院臨床腫瘍科高野利美部長の監修のもと、現在がんと向き合っている患者さんとご家族、またそうした方々を支えている医療関係者の意見を反映しています。
なお、「がん領域への取り組み」のホームページでは、この小冊子のほか、がん患者さん、患者さんを支えるご家族や医療関係者を対象に、親ががんになった時に子どもをどうサポートするか、家族ががんになった時にどう受け止め、サポートしていくかなどのヒントを紹介する冊子や動画を掲載しています。
ノバルティスファーマは、このような情報ががん患者さんのより良い治療環境の向上に寄与することを願っています。
2012/06/05(火) 14:11