matsuda's blog

がん患者を支える人が知っておきたい冊子 日本イーライリリーなどが配布

NPO法人キャンサーネットジャパン、日本イーライリリー株式会社、株式会社毎日放送(MBS)は、がん患者さんを支える人が知っておきたい大切なことをまとめた冊子『もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき』を、がん診療連携拠点病院397施設や、そのがん患者相談窓口を含む医療機関、各団体・企業などが実施するセミナー等で配布します。また、がん医療情報サイト「キャンサーチャンネル」(URL:http://www.cancerchannel.jp/)や、各企業のホームページなどからもダウンロードできる仕組みを導入します。

『もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき』は、埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科の大西秀樹教授と国立がん研究センターがん対策情報センターの若尾文彦センター長の監修のもと、支援される方自身の健康を守ることの必要性、がんやその治療の情報源、患者さんの心身の変化、患者さんの意思決定の支援、医療スタッフとのコミュニケーションなど、患者さんを支援される方が知っておきたいことを全32ページで掲載しています。また、冊子には、MBSのニュース番組VOICEが展開している、がん検診啓発キャンペーン"Jump over Cancer"の協力のもと、患者さんと支援されるご家族の体験談を"Caregivers Voice×Patients Voice"(ケアギバーの声×患者の声)として掲載しています。

キャンサーネットジャパン理事の川上祥子さんは次のように述べています。

 

「がん患者さんの家族は第2の患者」といわれる程、大切な方のがんの闘病は周囲に影響を与えることが知られています。長く続く闘病を支え続けるには、何よりもご家族自身の健康が大事です。また、患者さん、ご自身を支える上で、正確な情報も必要です。がんの闘病中には、患者さん同様、患者さんを支える人にも大きなプレッシャーがかかります。がん患者さんを支える生活の中で辛い時にも、元気なときも、自宅で、職場で、そして患者さんの傍で、必要な部分を何度も繰り返して読んでいただき、この冊子がご家族の力になれると幸いです。

 

https://www.lilly.co.jp/

2012/05/31(木) 16:37