iPhone版アプリケーション『がん治療と食事』のコンテンツ配信サービス開始 静岡がんセンターと大鵬薬品
大鵬薬品工業と静岡県立静岡がんセンターは、がん患者さんやご家族の支援に関する共同研究を行っており、がん治療を上手に乗り越えるための工夫などのコンテンツを、共同運営サイト(サバイバーシップ:http//survivorship.jp)に掲載し情報提供を行っています。
このたび、既に公開されているコンテンツの中で、アクセス数の多かった食事のレシピをより身近にご使用いただくため、アップル社のiPhone版アプリケーション『がん治療と食事』をApple Storeより無料で配信を開始しました。
このアプリケーションは、がん治療の食事本としてベストセラーになっている書籍『がん患者さんと家族のための 抗がん剤・放射線治療と食事のくふう』の内容をiPhoneで見やすいレイアウトに変更し、書籍と同じレシピ数を掲載、自由に見られるように作り変えたものです。
大鵬薬品は、2007年より静岡がんセンターと、抗がん剤治療を受ける患者さん及びご家族が必要な情報は何か、そしてその情報をどのように提供したら良いかを検討・評価するという共同研究を実施しています。この共同研究で制作したコンテンツのうち、公開しているウェブサイトは次の通りです。
①今回ご紹介するiPhoneアプリケーションの礎となった「抗がん剤・放射線治療と食事のくふう」
②胃がんを患った旦那様を支える奥様の擬似的ブログを通して、胃がんの治療を受ける上で患者さんとご家族が直面すると考えられる問題を解決するコンテンツ
③抗がん剤や放射線治療による脱毛に関する情報を患者さんの目線でまとめた「抗がん剤・放射線治療と脱毛ケア」
④リンパ浮腫とはどのようなものか、なぜ起こるかという理論的な説明から具体的なケア方法を映像と音声を用いて紹介した「がん手術後のリンパ浮腫」
⑤眼の副作用を生じる可能性の高い抗がん剤とその症状について紹介した「抗がん剤治療と眼の症状」
⑥抗がん剤の副作用とその具体的な対策について、動画と音声で紹介した「抗がん剤治療と副作用対策」
⑦胃切除後の障害やその対策について静岡がんセンターの患者・家族集中勉強会で講演されたビデオを掲載した「胃を切ったら~胃切除後障害と上手につきあうために~」