matsuda's blog

日本医師会が医学部学生向け医学情報誌創刊

日本医師会は、516日の定例記者会見で、医学部学生向け情報誌「DOCTOR-ASE ドクタラーゼ」の創刊について発表しました。

日進月歩の医学・医療により医学生の学習量は年々増大し、医学生が、医学に関するカリキュラムや国家試験に向けた学習に偏った学生生活を送りがちになっているとの声があるため、日本医師会では、これからの医療の担い手となる医学生必要な、広い視野や教養を身に着けることができる機会を持ってもらいたいと考え、情報誌を創刊することとしたものです。

日本医師会では、「医学生がこれからの医療を考えるための情報誌」と銘打った情報誌を通じて、わが国の医療制度やその問題点、あるいは、医療政策の動向などについても関心を持ち、昨今の医療を巡る様々な課題を積極的に考えてもらうとともに、医学・医療以外の分野についても幅広い視野を養ってもらうことを期待しています。

また、この情報誌が、医学生と現役医師、医学生と他学部の学生、あるいは医学生同士の繋がりを構築するきっかけになるように、そして、医学生が直面する進路の決定等についても参考になるような紙面を提供できるように、各方面からの示唆、医学生の意見に耳を傾けながら、様々な企画を練っていきたいと考えています。

内容は、「Special Contents」「Carrier」「Interview」「Reportage」「News & Topics」などで、創刊号では、「Special Contents」で、「臨床研修制度を考える~医師としての第一歩をよりよくするために~」が採り上げられています。また、先輩医師インタビューとして海堂尊氏が登場しています。

なお、第2号は7月下旬に発行の予定です。

 

http://www.med.or.jp/

2012/05/17(木) 13:30