matsuda's blog

薬局ヒヤリ・ハット事例収集等事業実施法人を公募 厚生労働省

厚生労働省は、516日、平成24年度薬局ヒヤリ・ハット事例集等事業実施法人の公募をホームページに掲載しました。

同事業は、調剤を行う薬局におけるヒヤリ・ハット事例を収集し、分析・評価を行うことにより、医療安全の確保を目的とするもので、事業内容は、「薬局におけるヒヤリ・ハット事例の収集」、「収集した事例の分析及び評価と報告書の作成」です。実施主体は薬局ヒヤリ・ハット事例収集等事業実施法人公募要領により採択された法人とします。事業実施に当たっては、日本薬剤師会等の関係団体との連携を図るものとします。

 

応募の要件は、以下の全ての要件を満たす法人で、補助金予算予定額は12,196千円、補助対象経費は人件費、消耗品費、印刷製本費、通信運搬費です。

(1)薬局ヒヤリ・ハット事例収集等事業を適切に実施できる能力を有する法人であること。

(2)事例収集・分析等の事業実施について、幅広い知見と経験を有していること。

(3)処方、調剤及び薬局業務について、幅広い知見と経験を有していること。

 

事業実施期間は法人採択日から平成25331日まで。

応募法人の審査は、厚生労働省医薬食品局総務課において、応募要件に該当する旨を確認した後、申請内容等を審査しますが、審査に当たっては、薬局ヒヤリ・ハット事例収集等事業実施法人選定審査委員会を組織し、審査委員会の意見を聴いて定めた審査基準に基づき実施します。審査委員会は、申請者から提出された応募書等の内容について書類審査及び必要に応じヒヤリング審査を行い、それらの評価結果を基に最も優秀と認められる応募法人を選定し、採択します。

審査の手順は、①形式審査、②書類審査、③ヒヤリング審査、④最終審査で、審査の観点は①事務処理能力(業務遂行体制の妥当性)、②知見について(処方、調剤及び薬局業務に関する知見の妥当性)、③事例収集、分析・評価内容について(事業プログラムの妥当性)です。

応募期間は516日から64(必着)、審査は6月上旬に行い、6月中旬~下旬に採択・不採択の連絡があります。

 

http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/05/tp0516-01.html
2012/05/16(水) 12:27