エスエス製薬が復興支援活動で資金提供
エスエス製薬は、「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター」に、活動資金として5,000万円を、また同社製品(約2億7,500万円相当)を提供しました。
支援金を活用した具体的な活動内容は、「健康と元気」をテーマに同センターが決定していきます。また、エスエス製薬の工場が稼動していた浪江町をはじめ、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、葛尾村で仮設住宅等へ入居されている方々を中心に、福島大学や双葉地方の自治体を通じ各種風邪薬やビタミン剤、薬用ハンドジェル等の同社製品を支援製品として提供しています。
当初、同社が製造・販売する「エスカップ」の売り上げの一部を同大学の復興支援金として提供する予定でしたが、被災された方々の"現在"のニーズにお応えするための支援を福島大学と検討した結果、改めて活動支援金と同社製品の組み合わせという形でのサポートをすることになりました。
「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター」は、福島大学が現有する環境関連分野、地域政策・産業関連、教育・心理学関連などの分野に、新たに産業復興関連、放射線関連、エネルギー関連分野の専門家等を加えた、大学付置の支援センターです。大地震・津波および原発事故による災害の実態を調査・研究し、それらの成果を元に福島県や関係自治体等と協力しながら、被災者の生活再建支援、子ども支援、若者自立支援とともに、新しい地域づくりのビジョンと方策を提案する役割を担う活動をしています。
2012/04/10(火) 11:55