日本薬剤師会が公益社団法人へ移行
社団法人日本薬剤師会は、平成24年3月27日付で内閣総理大臣より公益社団法人の認定書を交付され、4月1日をもって公益社団法人日本薬剤師会へ移行します。
これに伴い、3月28日に児玉孝会長名で次の通り見解を発表しました。
本会は、平成24年3月27日付で内閣総理大臣より公益社団法人の認定書を交付され、4月1日をもって社団法人日本薬剤師会から公益社団法人日本薬剤師会へ移行いたします。
本会は、明治26年に設立され、以来今日まで119年間、薬剤師の職能団体として、日本における医療の質の向上に医薬品を通じて貢献してまいりました。
急激に少子高齢化が進む中で社会保障制度の見直しが行われておりますが、薬剤師には、これまで以上に、高度な薬物療法への関与や在宅医療・在宅介護、セルフメディケーションの推進等、広範な社会的役割が益々求められています。本会はこうした社会的な要請にも対応するため、より公益性の高い組織再構築を目的として、公益法人制度改革の理念に基づき、今般、公益社団法人に移行することとしたものです。
本年4月1日には、6年間の薬学教育を受けた薬剤師の第1期生が社会に出てまいります。また、来年、平成25年には本会は創立120周年を迎えます。
これら節目の時期に当たり、今回の公益社団法人化を機に、全ての職域の薬剤師が心新たに、国民の健康保持のため、医薬品の適正使用を通じて全力を尽す所存です。
2012/03/30(金) 11:58