協和発酵キリンがパーキンソン病の疾患情報サイト開設
協和発酵キリンは、3月1日、自社ウェブサイト内に、パーキンソン病の基本的な情報からパーキンソン病患者さんの日常生活を向上させるための工夫などについて、わかりやすく紹介した疾患情報サイト『パーキンソン病サポートネット』(http://www.kyowa-kirin.co.jp/parkinsons)を新規開設しました。
サイトの内容は、(1)パーキンソン病の基礎知識、(2)パーキンソン病の診断、(3)パーキンソン病の治療、(4)リハビリテーションや暮らしの中の工夫など患者さんの日常生活向上のための情報で構成しています。パーキンソン病の治療をされている患者さんの日常生活を応援する雑誌「マックス」をウェブでも見ることができるようになっています。
パーキンソン病は、脳の黒質にあるドパミン神経が減少することにより、運動機能の障害などが生じる疾患で、10万人あたり100~150人の方が罹患すると言われており、患者さんは高齢になるに従い増える傾向にあります。発症のピークは50~65歳です。
現状、パーキンソン病を完全に治す治療法はありませんが、医薬品やリハビリテーションによって症状を改善することで、今までと同様の生活を送っていただくことが可能です。
協和発酵キリンは、パーキンソン病に関する情報サイトの運営を通じて、患者さんのQOL(生活の質)向上に役立ちたいと考えています。
2012/03/02(金) 17:08