matsuda's blog

奈良県生駒市がジェネリック医薬品利用推進で推奨薬局制度

奈良県生駒市は、国民健康保険制度と市財政の健全化及び市民の医療費削減等を目的とし、平成242月から、全国でも初めて「生駒市ジェネリック医薬品推奨薬局」の認定制度を始めました。229日にホームページで明らかにしています。

「ジェネリック医薬品利用推進のまち いこま」を目指して取り組むこの制度は、「ジェネリック医薬品は、先発品に比べ安価であるため、皆さんのお薬代を下げるだけではなく、高騰し続けている医療費全体が削減され、皆さんが納めていただく保険税の抑制につながります」として、ジェネリック医薬品を積極的に推進している市内の薬局(ジェネリック医薬品の調剤割合が20%以上)のうち、この事業に賛同した薬局と協力してジェネリック医薬品の利用促進を目指すもので、市民にもわかりやすいように、市推奨のステッカー(金銀銅)を店頭に貼付します。

生駒市内の調剤薬局の中で、調剤における後発医薬品の割合が30%以上を「金」、25%以上を「銀」、20%以上を「銅」とし、2月末現在で、金が5薬局、銀が9薬局、銅が9薬局の合計23薬局です。

市では、これらの薬局以外でもジェネリック医薬品を推進している薬局があることも示していますが、23薬局に対して「ジェネリック医薬品を優先的に調剤していただける」よう依頼しており、市民に対しても、ホームページで「ジェネリック医薬品は、皆さんの自己負担の軽減・保険税の抑制につながります」と訴え、この制度をPR23薬局を紹介しています。

また、ジェネリック医薬品「希望シール」は市役所窓口で交付していますが、5月頃全戸配布の予定で、この活用も強調、「医師からお薬を処方してもらう際や、薬局でお薬をもらわれる際には、生駒市が発行している『ジェネリック医薬品希望シール』を保険証やお薬手帳などに貼って出してください」と要請しています。

 

http://www.city.ikoma.lg.jp/

2012/03/02(金) 12:42