後発医薬品使用品目リスト改良し添付文書閲覧可に 兵庫県
兵庫県は、兵庫県薬事審議会の答申を受けて平成23年3月に策定した「兵庫県後発医薬品安心使用促進方策」等に基づき、「平成24年度までに後発医薬品の数量シェアを30%以上にする」数値目標を達成するため、県レベルで推進策を実施していますが、2月よりジェネリック医薬品の使用品目リストを改良し、添付文書を閲覧できるようにしました。
兵庫県では、県内医療機関で汎用されているジェネリック医薬品のリストを平成23年4月から県HPで公開していますが、本年2月からハイパーリンクを設定してリストから添付文書を閲覧できるように改良しました。
本年2月17日付で県ホームページ「新着情報」に「ジェネリック医薬品(後発医薬品)について」を掲載していますが、この中の後発医薬品使用品目リストから添付文書を検索できます。
また、平成24年度においては、ジェネリック医薬品から先発医薬品に戻った事例の調査や、科学的検証を実施する予定です。
事例の調査は、薬局を対象にジェネリック医薬品から先発医薬品に戻った事例の調査を行い、その結果を取りまとめて公表するもので、県内薬局2,419施設を対象としています。
科学的検証に関しては、平成22年度に実施した当該調査結果の科学的検証を行う一環として、県立健康生活科学研究所において溶出試験等を実施するものです。
2012/02/23(木) 11:47