新県立病院の整備も 奈良県が平成24年度当初予算案の概要を発表
奈良県は、2月21日、平成24年度当初予算案の概要を発表しました。
主要事業は、(1)紀伊半島大水害からの復旧・復興、(2)経済活性化、(3)くらしの向上、(4)効率的・効果的な基盤整備、(5)協働の推進、(6)市町村の支援、(7)組織力の向上と財政の健全化、(8)中南和・東部地域の振興で、「くらしの向上」の中に「医療の充実」が盛り込まれ、1高度医療の確保・充実、2救急医療・周産期医療体制の構築、3医師・看護師の確保、4地域医療連携体制の構築、5へき地医療体制の充実、6健康に関する危機管理対策、7母子保健の充実、8難病対策の充実、9精神保健の充実が計画されています。
「高度医療の確保・充実」では、(1)新県立奈良病院の整備、(2)県立病院の整備等、(3)県立病院の運営等、(4)公立学校法人奈良県立医科大学の運営支援等が計上されており、新県立奈良病院の整備は、県立奈良病院建替整備事業804,000千円、新県立奈良病院アクセス道路整備事業199,260千円です。
病院建替整備事業は、北和地域の医療を支える高度医療拠点病院として、県立奈良病院の移転整備を推進。建築・造成にかかる基本・実施設計、用地取得、各種調査委託、移転跡地周辺地域のまちづくり方策の検討などで、新病院は平成28年度中に開院予定です。また、奈良市六条山地区に開業予定の新県立奈良病院へのアクセス道路及び周辺道路の整備(仮称:新県立奈良病院アクセス道路、枚方大和郡山線)を計画しています。
2012/02/21(火) 16:52